田舎におけるETCカードの実情

ETC車載器を付けてETCカードを持つ理由が田舎の人には少ないのです。

私は高知県の過疎地域に住むものです。

 

そのため公共交通機関ないため住んでいる人間の大半が自家用車で移動する地域です。しかし人口密度が少ないため渋滞など起こった所を見たことがありません。ETCカードとは本来料金所で起こる渋滞を防ぐために設置された物ですが、田舎においてはETCレーンがあろうが無かろうが渋滞が起こることは盆正月でもまずなく、田舎においてETCカードの必要性は限りなく希薄になっています。

 

以前存在した大幅な割り引きがあれば、田舎であってもETCを導入しようとする人はいましたが、現状のマイレージ制度だと、数万円払ってまで車載器を付けてETCを利用するのなら、料金所でお金を払った方が安くつく人間が大半です。事実私の知る人で、以前の車にはETCを付けていたが、新車購入した新しい車にはETCを付けていない人が何人かいます。

 

またETCカードの発行条件にクレジットカードが関係しているのも田舎で希薄な理由です。田舎においてクレジットカードは基本的にネット通販のために存在する物で、ネット通販を行わない人は九分九厘クレジットカードを所有していません。高速をたくさん利用するが、ネット通販を使用しない人などは高くても料金所でお金を払っています。

 

ETCカードを勧めても「クレジットカードは嫌い」の一点張りで聞く耳を持ちません。例えそのような人にETCカードを持ってもらえたとしても、目に見えた割引ではない現状のマイレージ制度では納得してもらうことは難しいでしょう。

 

もちろん高速をたくさん利用する人や自営業、個人事業主の方々は田舎であってもETCの恩恵を少なからず受けているので、ETCが田舎において全く役に立っていないかと言うと決してそんな事はありません。ですが出来るのなら、国にはETCにかける予算をそのまま高速料金の割引にまわしてくれる事を願っています。そうすれば田舎であってもその恩恵を受ける人間はたくさんいると思います。